大礼磁唐草文花瓶

所蔵資料登録番号A006983
作品・資料名大礼磁唐草文花瓶
制作時代・年代大正12年(1923年)頃
窯・作者清水六兵衛(五代) KIYOMIZU Rokube 5th
制作/生産地(現在の地名)日本、京都府
資料点数1点
寸法高39.9 口径16.8 底径15.9
作品解説【近代窯業技術による珠玉の色彩】
品格ある薄桃色が特徴の本作は、磁器土にニッケルを添加して素地そのものを発色させています。
大礼磁の技法は大正4(1915)年に完成し、大正天皇の御大礼(即位式)にちなんでこの名が付きました。
胴部に施された百合文は白色と青色の泥しょうを盛り上げ、さらに彫りを加えることで抑揚の効いた立体感をともなう表現となっています。

PageTop