鼠志野草花文額皿

所蔵資料登録番号A006890
作品・資料名鼠志野草花文額皿
制作時代・年代桃山時代(16世紀末~17世紀初頭)
窯・作者美濃窯 Mino ware
制作/生産地(現在の地名)日本、岐阜県
資料点数1点
寸法幅23.5×21.0
作品解説【ねずみ色の背景に白く浮き出る文様】
白い素地土の上に塗った赤土をを掻き落とすことで、白黒反転した状態で文様が描かれています。全体に白濁した長石釉を掛け、赤土の部分が灰色に発色することから鼠志野と呼ばれるやきものです。
型成形によりつくられ四方形をした皿で、その見込みに太湖石、檜垣、草花の文様が、その周囲には点と線を組合わせた幾何学文が描かれています。懐石具として複数作られたと考えられており、見込みには重ねて焼いた時の目跡が残ります。典型的ながら、釉薬の調子や絵付けのバランスが優れた逸品です。
それまでの中国陶磁を最高峰とする価値観は、志野をはじめ桃山時代にやかれた国内の陶磁器によって塗り替えられていきます。

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