吊手付土器

所蔵資料登録番号A000169
作品・資料名吊手付土器
制作時代・年代縄文時代中期(前3000年~前2000年)
制作/生産地(現在の地名)日本
伝来・出土長野県東筑摩郡山形村出土
資料点数1点
寸法高22.0 胴径17.0 底径8.0
作品解説 縄文時代の土器は煮炊きに用いる深鉢が中心で、他に浅鉢や注口土器などの容器があるが、縄文時代中期以降には釣手付土器や香炉形などの異形土器が多く制作されている。釣手付土器は厚手作りの鉢に大きな橋状の把手を付けたもので、縄文時代中期・後期に中部・関東地方で制作されたものである。具体的な用途は不詳であるが、把手内側の中央部に煤が付着している事例があることから、一種の灯火具ではないかとする説もある。

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