知立神社多宝塔
| 分類 | 国指定 |
|---|---|
| 種別 | 建造物 |
| 所在地 | 知立市西町 |
| 所有者 | 知立神社 |
| 指定年月日 | M40.5.27 |
| 時代 | 室町後期 永正6年 |
| 詳細解説 | 知立神社は延喜式神名帳にも記された三河国二宮で、嘉祥3年(850)に僧円仁が神宮寺を創立して、境内に二層の塔を建てたという。現存する多宝塔は社蔵文書に永正6年(1509)再建とあり、神宮寺の遺構と考えられる。明治元年(1868)の廃仏毀釈の折には、本尊と仏壇を撤去し、神社の文庫に改めることによって破却の難を逃れた。 下層は三間四方で四周に縁を廻らし、角柱を立てて柱上に出組を置く。正面の中央柱間に桟唐戸(さんからど)を吊り、両脇間には連子窓(れんじまど)を設ける。側面と背面の柱間は全て板壁とする。内部には後方に二本の円柱を立てて来迎柱とする。上層は縦板張りの円形土壇状の亀腹(かめばら)に腰組と高欄を廻らし、円周上に円柱12本を立てる。柱間は全て板壁で、上層には戸口を設けない。柱上には手先が四つ前へ出て桁を支える四手先斗栱・尾垂木付きを載せる。屋根はこけら葺で、軒は上・下層とも平行垂木とする。 全国的にも遺構の乏しい神宮寺の建築として極めて貴重である。(岩田敏也) |
はじめに
1 文化財ナビ愛知は、県内に所在する国・県指定文化財、国の登録文化財の概要を紹介するものです。
2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
3 文化財ナビへのリンク、解説文・写真の引用等については、あらかじめ愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室にご連絡願います。
※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
愛知県県民文化局文化部文化芸術課
文化財室 保護・普及グループ
Tel:052-954-6783 Fax:052-954-7479
〒4608501 名古屋市中区三の丸3-1-2
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2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
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※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
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