中宇利丸山の蛇紋岩植生

分類県指定
種別天然記念物(地)
所在地新城市中宇利字丸山
所有者新城市中字利区代表 区総代
指定年月日S55.2.12
詳細解説面積72,911m2
もともと景観上と構成種の点で特徴のある植生をもつことで知られる。
本地域は上木にアカマツ、低木はネズ、コガンピ等、草本類にはコメガヤ、ササユリ等が多く、群落全体として際だった乾性的景観を示している。また三河湾から伊勢へかけての蛇紋岩地に固有のシマジタムラ草や産地の限られているヒロハドウダンツツジも多く、さらに蛇紋岩地変形の種としてケナシヒロハシモツケ、細葉型のヤマジノギク、カマツカ、草丈花形ともに小型化したツクバネウツギ、毛のないケナシウシコロシ等、その植生は生態学的、分類学的に貴重である。

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