三河地震による地震断層

分類県指定
種別天然記念物(地)
所在地額田郡幸田町深溝小井文字30-1
所有者幸田町
指定年月日S50.12.26
詳細解説昭和20年1月13日の三河地震に際して三ヶ根山の山麓部を東側の南北方向から北側の東西方向に迂回して地震断層が形成され、深溝断層と呼ばれている。
三ヶ根山の東側、北側にはすでに地質時代に南北方向と東西方向の大断層が形成され、三河地震では南西側の三ヶ根山を含む地塊がこの地質的断層に沿って新たに地震断層として地表に現出したものと解される。地表の最大落差2m、最大の横ずれ1m余に達するところもある。
指定地は沖積地で、2段階の断崖を生じ雁行形分布を呈している。学術上、教育上重要な意義をもつ断層である。

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