玄武岩

分類県指定
種別天然記念物(地)
所在地豊田市大野瀬町
所有者豊田市
指定年月日S30.5.6
詳細解説愛知、長野、岐阜の3県が相境する三国山の頂上(海抜1,162m)より東方約500mのやや小高い嶺付近(海抜1,130~1,150m)にある。
概ね100~200mの幅で南北に延びる狭長な岩脈として露出するソレーアイト質橄欖石玄武岩で、顕著な亀甲形柱状節理が発達し、柱状の方向が総て岩体の延長方向に垂直な概略東西方向の水平位にあるのが特徴である。亀甲形状は概ね直径17㎝内外乃至数㎝の不整形な5~6角形を示し柱の長さは数10㎝から極めて大なるものまである。顕著な亀甲形柱状節理と柱状節理を呈するソレーアイト質橄欖石玄武岩として岩石地質学上注目すべき岩種の一種である。

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