岩津第1号古墳

分類県指定
種別史跡
所在地岡崎市岩津町
所有者岡崎市
指定年月日S42.3.17
時代古墳後期
詳細解説6基の古墳で構成されている岩津古墳群中の1基で、直径約10mの円墳である。内部構造は複室の横穴式石室で全長約10mを大型で、奥壁と奥壁側の両側壁にはベンガラが塗られている。昭和36年の発掘調査により石室からは玉類、耳環、変形四獣鏡(飛禽鏡)、三葉環頭太刀柄頭、鉄鏃とともに豊富な装飾須恵器が出土している。また関室内には3体分の人骨が確認され、6世紀後葉に築造されたあと、7世紀前半まで追葬がおこなわれたと考えられる。なお、岩津第1号古墳出土品約100点も愛知県指定有形文化財考古資料である(昭和42年指定)。

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