千万町の神楽

分類県指定
種別無形民俗
所在地岡崎市千万町
所有者等千万町神楽保存会
指定年月日S39.3.23
詳細解説千万町町の八剣神社には、4月第3日曜日の春祭りに神楽が奉納される。史料としては宝暦元年(1751)の文書に、この年の祭礼に神楽を舞ったことが書かれている。
この地方では獅子神楽のことを「神楽」と呼ぶことが多い。
千万町の神楽は、褄模様に丸帯の女装をし、獅子の頭をつけ、御幣と鈴を持った舞い手と、すりささらを持った才蔵と呼ばれる後持ちの2人で舞う。その装束から嫁獅子神楽ともいわれる。後方の唄手、笛、太鼓の囃方にあわせて、神前で「幕の舞」「鈴の舞」「洞入り」の神事舞の後、娯楽の要素が加わった歌舞伎の外題が演じられたが、近年はその機会も少なくなっている。

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