知立中町祭礼帳

分類県指定
種別有形民俗
所在地知立市中町
所有者中新町祭 総代
指定年月日S40.5.21
時代江戸 元文1 ~明治20
詳細解説「中町祭礼帳」は、半紙表紙とも476丁で、これが1冊に綴じられ、記事は元文元年(1736)から明治20年(1887)までの151年間の知立神社大祭等に関する中町の出納記録である。中町は現在の中新町を含む池鯉鮒宿の一町内である。この祭礼帳は代々の祭惣代によって受け継がれてきた。
祭礼帳の内容は、祭礼の役職・費用が中心で、その費用の内訳、料理の献立、祭礼の出しものであるからくり人形と人形浄瑠璃の外題、使い手、天候、祭礼に関わる若衆組織、もめごとなど江戸時代の地方の祭礼の仕組・状況が詳細に記されている。この祭礼帳は長年連続して祭礼の状況が記録されており、祭礼の行われた年毎の町内の状況、祭礼の変遷等を知ることのできる貴重な資料である。

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