池鯉鮒宿本陣御宿帳

分類県指定
種別有形民俗
所在地知立市南新地
所有者知立市
指定年月日S40.5.21
時代江戸 寛文2~安永1
詳細解説池鯉鮒宿の本陣職を勤めた永田清兵衛家が代々記録した本陣御宿帳である。本陣は大名や公卿などや公用の者が利用するため宿場に設けられた宿泊施設であり、池鯉鮒宿では寛文2年(1662)以降は永田家が代々本陣職を勤めた。本陣御宿帳は欠年があるものの、寛文2年から明和9年(1772)までの110年間にわたる8冊が現存している。
記載内容は、年月日、利用者名のほか、休憩か宿泊かの別、拝領金額、提供した食事内容などである。本陣御宿帳が残ることで、いつ誰が利用したかなどが確認できる。この本陣御宿帳には江戸時代でも比較的早い時期からの記録が残り、史料的価値が高い。

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