根来塗拂子

分類県指定
種別工芸
所在地岡崎市高隆寺町 岡崎市美術博物館(寄託)
所有者等萬松寺
指定年月日S33.3.29
時代桃山
詳細解説長さ40㎝
柄の本と先には特殊な彫刻を施し、これを朱漆と黒漆とで塗り分けて美しい味を出しており、その彫刻とその漆塗とによって、それが桃山時代の作である事を思わせる。毛は獣の尻尾をさいて骨をぬき、柄に被せたもので、このようなことは製作的にも甚だ珍らしい払子といえる。寺伝では亀毛御払子と称して、慶長8年(1603)家康公からの拝領品であるという。

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