錫杖

分類県指定
種別工芸
所在地岡崎市滝町
所有者等滝山寺
指定年月日S33.3.29
時代鎌倉及び室町
詳細解説(大)長さ108.5㎝(柄共)
(小)長さ92.8㎝(〃)
鈎に屈曲を作り、屈曲部に仰月形をつけ、項に宝珠、中央に宝塔形を飾ったもので、その塔中には仏像を鋳出している。錫杖として完備した姿であるばかりではなく、その巨大なこともまれに見るところである。2柄の中では小形のものが古くて鎌倉時代、大形のものはそれを模した室町時代の作と思われる。

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