/2
知立の松並木
分類 | 県指定 |
---|---|
種別 | 天然記念物 |
所在地 | 知立市山町地内及び牛田町地内 |
指定年月日 | R5.8.4 |
詳細解説 | 知立市には江戸時代に、東海道池鯉鮒宿が置かれた。江戸幕府は慶長9(1604)年に一里塚設置や並木植栽を命じており、「知立の松並木」もこの頃整備されたものと思われる。 松並木は時代の経過とともに減少していき、当地においても伊勢湾台風による被害等の影響で松が減少していった。これに対して市民によって保存運動が起こり、昭和40年代には水はけをよくするための排水管埋設や松の補植が行われた。現在は江戸時代の東海道の面影を偲ばせる景観を構成している。 知立市は平成24年度と30年度に毎木調査を実施している。現在は生育状況及び遺伝子解析調査を実施するとともに保存活用計画を作成中で、将来にわたって松並木を保存していくための取組を行っていることから、県指定天然記念物にふさわしく、指定によって、より一層の保存と活用を図ろうとするものである。 |
はじめに
1 文化財ナビ愛知は、県内に所在する国・県指定文化財、国の登録文化財の概要を紹介するものです。
2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
3 文化財ナビへのリンク、解説文・写真の引用等については、あらかじめ愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室にご連絡願います。
※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
愛知県県民文化局文化部文化芸術課
文化財室 保護・普及グループ
Tel:052-954-6783 Fax:052-954-7479
〒4608501 名古屋市中区三の丸3-1-2
1 文化財ナビ愛知は、県内に所在する国・県指定文化財、国の登録文化財の概要を紹介するものです。
2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
3 文化財ナビへのリンク、解説文・写真の引用等については、あらかじめ愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室にご連絡願います。
※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
愛知県県民文化局文化部文化芸術課
文化財室 保護・普及グループ
Tel:052-954-6783 Fax:052-954-7479
〒4608501 名古屋市中区三の丸3-1-2