羽田八幡宮文庫旧蔵資料

分類県指定
種別歴史資料
所在地豊橋市
所有者豊橋市、宗教法人羽田八幡宮、宗教法人神明社
指定年月日R6.8.6
詳細解説羽田八幡宮文庫は、江戸時代末期に羽田八幡宮に設置されて、書籍の閲覧と貸出を行い、近代的図書館の先駆けとなった施設である。明治9(1876)年には、蔵書数10,369点を数えた。明治40(1907)年頃に文庫は閉鎖されたが、明治44(1911)年に豊橋市が約九千件を買い取り、大正2(1913)年に開館した豊橋市立図書館(※)の蔵書となった。
書籍の内容は、国学、神道や郷土資料を中心としつつ、人文、社会、自然の各分野にわたる。また、本資料には足利義詮、織田信長らの文書や、蔵書印、書函なども含まれている。なお、旧文庫の建物として蔵(書庫)なども現存している。
(※)現在の豊橋市中央図書館。1983年に中央図書館が現在地に開館するまで用いられた館名。

PageTop