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陶芸 黄瀬戸・織部
| 分類 | 県登録 |
|---|---|
| 種別 | 無形文化財 |
| 所在地 | 瀬戸市赤津地区 |
| 保持者・保持団体 | 加藤圭史 |
| 指定年月日 | R5.8.4 |
| 詳細解説 | 黄瀬戸と織部は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて生産された、桃山陶器の様式が源流である。黄瀬戸は端正な造形と文様装飾、黄色に発色させた釉薬が特徴である。織部は歪みの造形や、緑色に発色させた釉薬が特徴である。黄瀬戸と織部は、現在では伝統的な瀬戸焼における代表的な技法となっている。 加藤圭史氏は、瀬戸市赤津地区で代々製陶業を営む陶房「作助窯」五代加藤作助の長男として生まれ、大学卒業後に生家で作陶活動に入った。瀬戸における黄瀬戸や織部などの伝統的な技法をベースとしつつ、自身の創意工夫を凝らした、芸術性の高い作品づくりを展開している。 圭史氏の祖父にあたる四代加藤作助氏は愛知県指定無形文化財「陶芸 織部・黄瀬戸・御深井焼」、父の五代作助氏は同「陶芸 織部・黄瀬戸」の保持者として認定されている。当代の圭史氏は、歴史ある窯元を守り伝えながら、独創的な世界を構築しつつあり、「黄瀬戸・織部」の技法によって、新たな作風を創出している。 |
はじめに
1 文化財ナビ愛知は、県内に所在する国・県指定文化財、国の登録文化財の概要を紹介するものです。
2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
3 文化財ナビへのリンク、解説文・写真の引用等については、あらかじめ愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室にご連絡願います。
※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
愛知県県民文化局文化部文化芸術課
文化財室 保護・普及グループ
Tel:052-954-6783 Fax:052-954-7479
〒4608501 名古屋市中区三の丸3-1-2
1 文化財ナビ愛知は、県内に所在する国・県指定文化財、国の登録文化財の概要を紹介するものです。
2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
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※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
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