木造不動明王・二童子各立像
分類 | 県指定 |
---|---|
種別 | 彫刻 |
所在地 | 豊橋市雲谷町 |
所有者 | 普門寺 |
指定年月日 | H5.2.26 |
時代 | 平安~鎌倉 12C後半 |
詳細解説 | 像高不動明王像163.5cm、矜羯羅(こんがら)童子像94.9cm、制た迦(せいたか)童子像92.1cm。桧材、寄木造(よせぎづくり)、彫眼(ちょうがん)、彩色。 この不動明王像は、脇侍に柔らかな表情で合掌する矜羯羅童子と忿怒(ふんぬ)相で向い合う制た迦童子の二童子を従えた三尊像で、護摩堂本尊として祀られている。上半身は左肩から右腰あたりに条帛(じょうはく)を懸け、下半身は裳(も)に腰布を重ねている。右手に剣、左手に羂索を下げ、忿怒の形相を呈する。いかり肩で肘を強く張った上体、やや腰高のプロポーションは、平安後期の一典型を示している。彩色は、腰布あたりに僅かに文様を残すだけであるが、截金(きりがね)の使用も認められる。 |
はじめに
1 文化財ナビ愛知は、県内に所在する国・県指定文化財、国の登録文化財の概要を紹介するものです。
2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
3 文化財ナビへのリンク、解説文・写真の引用等については、あらかじめ愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室にご連絡願います。
※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
愛知県県民文化局文化部文化芸術課
文化財室 保護・普及グループ
Tel:052-954-6783 Fax:052-954-7479
〒4608501 名古屋市中区三の丸3-1-2
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※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
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