日本陶磁器センター旧館

分類国登録
種別建造物
所在地名古屋市東区代官町
所有者一般財団法人日本陶業連盟
指定年月日H27.8.4
時代昭和前
指定理由名古屋市東区に所在し、新館の北側に位置する。陶磁器製品を扱う団体のオフィスビルで、内外にタイル等の陶磁器が多く使用されている。
詳細解説旧館は、昭和9年、日本陶磁器工業組合連合会共同販売所として造られ、戦前の輸出陶磁器製品の品質の確保、生産調整を行う場となっていた。
階段広場や廊下の内装は、幅木がトラバーチン、床と腰壁がタイル張、漆喰塗の上部壁との見切りをトラバーチンとしている。
大会議室の床は寄木板張、腰壁は板張、上部壁は漆喰塗、天井は浅い蒲鉾形天井で、北側正面には壁面装飾とアルコープがある。戦後の輸出陶磁器に関する2国間貿易交渉の会場となった大会議室は見所である。

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