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明治村第四高等学校武術道場無声堂主屋

分類国登録
種別建造物
所在地犬山市内山
所有者財団法人明治村
指定年月日H16.2.17
時代大正
指定理由木造平屋建、切妻造、桟瓦葺。正面中央に切妻造玄関がつく。内部は剣道場と柔道場に二分し、両妻の落ち棟に師範台と更衣室、背後に浴室を設ける。外壁は隅柱付の洋風下見板張、小壁は漆喰塗真壁造、欄間付引違窓を開く。洋風小屋組で無柱の空間を実現した。
詳細解説柔道場、剣道場を一体にまとめた木造平屋建で、全長36.4m、棟高9.4mの建物である。大棟の下に柔剣道場、両妻の落ち棟下にそれぞれの師範台と更衣室、背面に浴室が突き出している。柔剣道場はそれぞれ7間四方の広さを持ち、正面中央に張り出した玄関から右手に柔道場、左手に剣道場が、一室の大空間として作られ、それぞれの端に一段高く師範台が構えられている。道場内の天井高は4.7m、正面と背面の壁に高窓が設けられ、明るい。剣道場の床下には溝が掘り廻らされ、床板との間で反響し、一方、柔道場床の大引はスプリングで受けられていて、柔道畳の床が弾む仕掛けとなっている。
大空間を実現した小屋組は梁間7間の洋風小屋組みであるが、柱が長尺であることも考慮されて梁の両端に方杖(ほうづえ)が付けられ、天井面から下へ出ている。屋根は急勾配の桟瓦葺き、外壁は洋風下見板張である。道場内衛生換気のため、板壁の下部水切上に室内換気用の窓が開けられ、板戸が立てられている。(西尾雅敏)

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