鳳来寺山

分類国指定
種別名勝及び天然記念物
所在地新城市門谷
所有者鳳来寺
指定年月日S6.7.31
詳細解説鳳来寺山は、標高695m、基盤の花崗岩、領家片麻岩の上に第3紀の基底礫岩があり、砂岩、頁岩、凝灰岩などの互層が発達した中を第3紀の火山活動のよる流紋岩、松脂岩、石英安山岩、安山岩などが貫入しその後の地殻変動や浸食で形成された山塊である。
またモミ、ツガを主とする温帯樹種に混じてカシ類、ヤブツバキ等の暖帯植物や、ラン類、シダ類、蔓植物、地衣蘚苔類が繁茂し、動物の種類も多く、生物学上の貴重な資料をもっている。特にコノハズク、ブツポウソウ、モリアオガエル、ヒメハルゼミ等の鳥や両棲、昆虫類のほか、陸産貝類でも県下有数の産地である。

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