木曽川堤(サクラ)
分類 | 国指定 |
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種別 | 名勝 |
所在地 | 一宮市 江南市 |
所有者 | 愛知県 |
指定年月日 | S2.8.11 |
詳細解説 | 一宮市北方町から江南市草井まで約9kmにわたり木曽川堤防上に植えられた桜並木で、サクラが植樹されている堤防は「御囲堤」と呼ばれ、江戸時代の慶長年間に構築された犬山市から弥富市にいたる全長47kmの堤防である。 この堤防に最初にサクラが植樹されたのは明治18年(1885)にさかのぼる。前年の洪水により崩落した御囲堤の再建に際し、当時の愛知県知事の呼びかけで、地元有志が苗木を持ち寄り、植樹したことに始まる。指定当時並木を構成していたサクラは、ヒガンザクラとシダレザクラを中心として、少数のヤマザクラが混在しており、ソメイヨシノを混じえない点が日本各地に見られる桜並木とは趣を異にしていた。 その後、サクラの本数は400本あまりまで減少したが、平成13年度(2001)に一宮市が「二世サクラ」を植樹したことで、並木は往時の姿を取り戻しつつある。 |
はじめに
1 文化財ナビ愛知は、県内に所在する国・県指定文化財、国の登録文化財の概要を紹介するものです。
2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
3 文化財ナビへのリンク、解説文・写真の引用等については、あらかじめ愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室にご連絡願います。
※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
愛知県県民文化局文化部文化芸術課
文化財室 保護・普及グループ
Tel:052-954-6783 Fax:052-954-7479
〒4608501 名古屋市中区三の丸3-1-2
1 文化財ナビ愛知は、県内に所在する国・県指定文化財、国の登録文化財の概要を紹介するものです。
2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
3 文化財ナビへのリンク、解説文・写真の引用等については、あらかじめ愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室にご連絡願います。
※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
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