尾張国分寺跡
分類 | 国指定 |
---|---|
種別 | 史跡 |
所在地 | 稲沢市矢合町 |
所有者 | 稲沢市 |
指定年月日 | H24.1.24 |
時代 | 奈良 |
詳細解説 | 天平13年(741)、聖武天皇の詔により全国に造営された国分寺の一つで、昭和36年(1961)に実施された第1次発掘調査において金堂跡・塔跡の位置や規模が確認された。その後平成22年度の第14次までの発掘調査によって、金堂・講堂・南大門が一直線に並び、塔を回廊の東側に置く伽藍配置が明らかとなった。『続日本紀』によると天平勝宝元年(749)には少なくとも着工されており、『日本紀略』には元慶8年(884)に火災により焼損したことを受けて、愛智郡定額寺願興寺を国分金光明寺とするという勅令が出されたとあるが、このことは出土した瓦の時期からも裏付けられている。現地で見学可能な場所は塔跡のみであり、大正4年(1915)に立てられた石碑と心礎を含む4個の礎石が残っている。 |
はじめに
1 文化財ナビ愛知は、県内に所在する国・県指定文化財、国の登録文化財の概要を紹介するものです。
2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
3 文化財ナビへのリンク、解説文・写真の引用等については、あらかじめ愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室にご連絡願います。
※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
愛知県県民文化局文化部文化芸術課
文化財室 保護・普及グループ
Tel:052-954-6783 Fax:052-954-7479
〒4608501 名古屋市中区三の丸3-1-2
1 文化財ナビ愛知は、県内に所在する国・県指定文化財、国の登録文化財の概要を紹介するものです。
2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
3 文化財ナビへのリンク、解説文・写真の引用等については、あらかじめ愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室にご連絡願います。
※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
愛知県県民文化局文化部文化芸術課
文化財室 保護・普及グループ
Tel:052-954-6783 Fax:052-954-7479
〒4608501 名古屋市中区三の丸3-1-2