真宮遺跡

分類国指定
種別史跡
所在地岡崎市六名町
所有者岡崎市
指定年月日S51.6.7
時代縄文晩期
詳細解説矢作川左岸に臨む標高16mの段丘西縁に位置する縄文晩期から平安時代にわたる複合遺跡である。昭和48年(1973)土地区画整理事業に際し、偶然発見され話題となった。当時新たな住宅建築も進み、保存が危ぶまれたが、岡崎市と地元組合の尽力で主要部分1万㎡が昭和51年(1976)国史跡に指定された。昭和49年(1974)から十数回にわたって発掘調査が実施され、遺跡は4万㎡に及ぶことが明瞭となり、昭和55年(1980)から昭和63年(1988)にかけて史跡公園として整備された。検出された主要な遺構である縄文時代晩期の甕棺墓群(本遺跡を特徴づけるもので、37基の発見、30基を復元整備)、同晩期の竪穴住居跡6軒、弥生中期の方形周溝簿1基、古墳時代後期の竪穴住居跡4軒、平安時代の竪穴住居跡1軒が、1mの土盛りの上に復元され、見学できるようになっている。

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