七寺一切経/黒漆一切経唐櫃

分類国指定
種別書跡・典籍
所在地名古屋市瑞穂区瑞穂通 名古屋市博物館(寄託)
所有者七寺
指定年月日M33.4.7
時代平安末期
詳細解説大中臣安長と女弟子民氏が願主で勧進僧は栄芸と栄俊が当り、安元元年(1175)より治承四年(1180)の5年の歳月を費やし書写された。はじめは巻子本だったが、現在は折本になったものもある。表紙は花瓶文の蝋箋を用い、外題(げだい)を金泥や銀泥で書いてある。料紙は大般若経は褐色斐紙、他は黄楮を用い、巻末に印記があり、所々に小印仏(いんぶつ)がみられる。法隆寺・石山寺・中尊寺の一切経や神護寺経・荒川経に次ぎ古いものである。
大般若経唐櫃6合の中蓋の表に釈迦十六善神・般若十六善神などを配した蒔絵があり、裏に朱漆書きの起請文や置文がある。他の24合の中蓋には諸尊をみない。唐櫃は黒漆塗り覆蓋作りの6脚付となっている。

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