九条袈裟 田相黄地桐竹鳳凰麒麟文綾 条葉薄茶地二重蔓牡丹唐草文綾

分類国指定
種別工芸
所在地一宮市大和町妙興寺 一宮市博物館(寄託)
所有者妙興寺
指定年月日H26.8.21
時代鎌倉
詳細解説田相に黄地桐竹鳳凰麒麟文綾、条葉に薄茶地二重蔓牡丹唐草文綾を用いた九条仕立ての袈裟。妙興寺開山滅宗宗興(1310~82)所用と伝える。公家装束に用いられる固地綾、かつ天皇の位袍に用いられる桐竹鳳凰麒麟文様の裂を袈裟にした希有な例で、遺例が極めて少ない中世の有職織物として非常に重要である。

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