鉦鼓用引架

分類国指定
種別工芸
所在地岡崎市伊賀町
所有者等昌光律寺
指定年月日S37.6.21
時代室町
詳細解説肩幅26.5㎝ 手長39㎝
念仏の地方行脚用として用いられた鉦鼓用引架で、木製の黒漆塗のものである。木枠の表面には、鯨鬚が付されており、14カ所に鋲留めされ、全体に優美な曲線を呈している。
本品は、昭和16年、石田茂作博士より、昌光律寺へ寄進されたもので、その由来等については不明であるが、念仏行脚の遺例として貴重な存在である。
室町時代の作と思われる。

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