太刀〈銘正恒〉 附 糸巻太刀拵

分類国指定
種別工芸
所在地岡崎市滝町
所有者等滝山東照宮
指定年月日T3.4.17
時代鎌倉
詳細解説長さ78.5㎝ 反り3.3㎝ 元幅3.8㎝
鎬造、庵棟。腰反り強く踏張りがある。鍛えは小杢目よくつみ、処々に澄肌が表われる。刃文は焼幅の広い丁子乱れに互の目が交り、足深く入る、区元1寸計り焼き落しがある。茎は生ぶ、目釘孔1個、銘は佩表にきる。
作者は備中国古青江派の刀工である。
付属の糸巻太刀拵は、金梨子地に蒔絵で丸に三つ葵紋を散らし、金物は銀の丸に葵紋。
この太刀は正保3年(1646)9月家康誕生地にある滝山東照宮の正遷宮の際に徳川家綱が寄進したものである。

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