木造地蔵菩薩立像 附 像内納入品
分類 | 国指定 |
---|---|
種別 | 彫刻 |
所在地 | 津島市米之座町 |
所有者 | 西光寺 |
指定年月日 | H30.10.31 |
時代 | 鎌倉 |
詳細解説 | 高さ160cm、桧材、寄木造(よせぎづくり)、玉眼(ぎょくがん)、彩色。 前面衣の部分に米字入り七宝つなぎ文の截金(きりがね)模様があり、肉身部は金色が、衣の部分は赤色が施されているが、後世の上塗りのため当初の色彩が失われている。力のある顔、太作りの首、肩張り以下均整のとれた写実的表現に加えて、明確な衣文の褶(ひだ)に見られる刀法など、すべてに鎌倉期の特色が示されている。手足等に多少の後補があり、また胸前に屈する両手のあり方が異例である。 かつての京都府愛宕郡田中村にあって水落地蔵(みずおちじぞう)尊として知られていたもので、明治32年に現地に移されたものである。 |
はじめに
1 文化財ナビ愛知は、県内に所在する国・県指定文化財、国の登録文化財の概要を紹介するものです。
2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
3 文化財ナビへのリンク、解説文・写真の引用等については、あらかじめ愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室にご連絡願います。
※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
愛知県県民文化局文化部文化芸術課
文化財室 保護・普及グループ
Tel:052-954-6783 Fax:052-954-7479
〒4608501 名古屋市中区三の丸3-1-2
1 文化財ナビ愛知は、県内に所在する国・県指定文化財、国の登録文化財の概要を紹介するものです。
2 解説文は、指定調査の報告書等を基に、愛知県文化財保護審議会委員の監修により作成しました。
3 文化財ナビへのリンク、解説文・写真の引用等については、あらかじめ愛知県県民文化局文化部文化芸術課文化財室にご連絡願います。
※建造物の詳細解説については、愛知県教育委員会が実施した「愛知県近代化遺産総合調査」、「近代和風建築総合調査」に携わっていただいた先生方のご協力をいただきました。なお、この調査の成果については「愛知県の近代化遺産」(平成17年刊行)、「愛知県の近代和風建築」(平成19年刊行)にまとめられています。
愛知県県民文化局文化部文化芸術課
文化財室 保護・普及グループ
Tel:052-954-6783 Fax:052-954-7479
〒4608501 名古屋市中区三の丸3-1-2