駒場野（歌川広重「江戸名勝図会」国立国会図書館蔵）

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01-01-02. 農民の苦しみと駒場野一揆(イッキ)

資料ID64
名前(漢字)ノウミン ノ クルシミ ト コマバ ノ イッキ
名前(英語)Farmers' Suffering and Komabano Revolt
テーマみどりの散歩道コース
コース01.駒場コース
コンテンツ01.駒場の今昔
資料紹介将軍の鷹狩のたびに、地元の農民たちは場所ごしらえやら、道の整備やらに駆り出されました。大事な田畑は人馬で踏み荒らされてめちゃめちゃにされ、また、鷹の好物である昆虫のケラ集めも、夜中に提灯(チョウチン)をかざして田畑の畦(アゼ)を探し回るなど、それは大変な仕事でした。
御鷹場だった駒場野も、黒船来航や倒幕運動で燃えさかる慶応３年（1867）には、幕府の軍事訓練所の建設工事が計画されました。ところがこの計画、農民には寝耳に水のうえ、幕府から何ひとつ補償(ホショウ)が示されなかったため、近隣の農民の怒りが爆発し、駒場野の番人の家を打ち壊すなどの抗議の末、建設そのものを中止に追い込みました。
その後、明治政府が帝国陸軍用地として買収したことを機に、駒場野一帯は一大軍事施設に変貌していきました。
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コース紹介https://jmapps.ne.jp/9093/det.html?data_id=61
コンテンツ紹介https://jmapps.ne.jp/9093/det.html?data_id=62
関連人物名歌川 広重

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