田道庚申塔群
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06-05-00. 庚申のみち
資料ID | 231 |
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名前(読み) | コウシン ノ ミチ |
名前(英語) | Paths along Koshin towers and halls |
テーマ | みどりの散歩道コース |
コース | 06.区役所・美術館コース |
コンテンツ | 05.庚申のみち |
資料紹介 | 日本各地に古くから伝わる民間信仰の一つに、庚申信仰があります。「60日に一度の庚申の日。人体に宿る三尸(サンシ)という虫が睡眠中に体内から脱け出し、天帝に宿主の行状を告げにいく。もし行いが悪いと、天帝はその人の命を縮めてしまうため、長寿(チョウジュ)を願い、災いを避けるために、庚申の日には眠らずに過ごす」とするこの信仰は、中国の道教の流れを汲(ク)むものといわれ、江戸初期には目黒の農民の間でも盛んになりました。庚申の日がくると人々は当番の家に集い、お祈りや飲食歓談しながら一夜を過ごすのですが、この席は信仰の場であると同時に、娯楽の少なかった当時の人にとっての楽しい親睦(シンボク)の場にもなっていたようです。3年、18回の集いを無事終えると、記念に魔除(マヨ)けの青面金剛像(ショウメンコンゴウ)や、三匹の猿などを彫り込んだ庚申塔を建立しました。 目黒区内には現在でも多くの庚申塔が残っています。目黒の人々は庚申塔を大切にし、熱心な信仰を持っていたようすが伝わります。 |
データ利用条件 | 教育目的での使用については、権利所有者の許可は必要ありません。 |
コース紹介 | https://jmapps.ne.jp/9093/det.html?data_id=213 |