八百屋お七(歌川豊国「落葉集」 1856年 国立国会図書館蔵)

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04-03-04. 八百屋お七と西運上人

資料ID165
名前(読み)ヤオヤノオヒチ ト セイウンジョウニン
テーマみどりの散歩道コース
コース04.目黒川コース
コンテンツ04.目黒区民まつり
資料紹介江戸の火事とくれば、歌舞伎「八百屋(ヤオヤ)お七」の悲話が有名です。
本郷駒込の八百屋の娘お七は、火事で焼け出された避難先で、寺小姓の吉三と恋仲になります。その後、吉三と引き離されたお七は「火事になればまた会える」と自宅に火を放ち、捕えられて火刑に処せられました。この時、お七は16歳だったといいます。
これが有名なお七伝説ですが、一方、吉三は出家して名を西運と改め、明王院(ミョウオウイン)に身を寄せて、お七の菩提(ボダイ)を弔うための念仏修行に励んだそうです。明王院は今の目黒雅叙園のあたりにあった寺ですが、明治13年(1880)廃寺となりました。この西運上人のお墓や念仏鉦などが現在、大円寺に残されています。
データ利用条件教育目的での使用については、権利所有者の許可は必要ありません。
コース紹介https://jmapps.ne.jp/9093/det.html?data_id=150
コンテンツ紹介https://jmapps.ne.jp/9093/det.html?data_id=161
関連人物名八百屋のお七
 西運上人
 歌川 豊国

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