目黒元不二(歌川広重画「名所江戸百景」
1857年 国立国会図書館蔵)部分
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03-03-01. 元富士
資料ID | 134 |
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名前(読み) | モト フジ |
名前(英語) | Motofuji (former) mound |
テーマ | みどりの散歩道コース |
コース | 03.西郷山・目黒川コース |
コンテンツ | 03.元富士と新富士 |
資料紹介 | 目切坂を登った右手あたりが「元富士」の跡です。文化9年(1812)、上目黒村とその周辺の富士講員によって築かれたもので、高さは約12メートル。山開きの際には大小の出店が軒を連ね、モチ投げなども行われて、それは大変なにぎわいだったといいます。また講員ばかりでなく、行楽の名所として、広く江戸の人々にも親しまれていました。しかし、富士講の団結を危険視した幕府の禁圧などもあり、やがて講は衰(オトロ)え始め、明治11年(1878)、「元富士」山頂の石宮や鳥居が取り払われてしまいました。かつての「元富士」跡にはマンションが建ち、広重の浮世絵に見る往時の面影はどこにもありません。 元富士が壊された後、鎮座(チンザ)されていた石宮や講の石碑などは、大橋にある上目黒氷川(ヒカワ)神社に遷座(センザ)されました。元富士にちなんで「目黒富士」と名前を変えた今でも、山開きの例祭が行われており、当時の様子を垣間見ることができます。 |
データ利用条件 | 教育目的での使用については、権利所有者の許可は必要ありません。 |
コース紹介 | https://jmapps.ne.jp/9093/det.html?data_id=122 |
コンテンツ紹介 | https://jmapps.ne.jp/9093/det.html?data_id=133 |