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02-06-00. 東山の馬頭観音
資料ID | 106 |
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名前(読み) | ヒガシヤマ ノ バトウ カンノン |
名前(英語) | Bato Kannon(horse-shaped Kannon) in Higasiyama |
テーマ | みどりの散歩道コース |
コース | 02.東山貝塚・蛇崩川コース |
コンテンツ | 06.東山の馬頭観音 |
資料紹介 | 馬頭観音は、馬が無病息災であるように守ってくれる観音さまで、江戸時代には馬のお墓や道の辻などに建てる風習がありました。古くから馬と関わり合いの深い目黒には、比較的多くの馬頭観音があり、現在十数基が残っています。 東山中学校脇の歩道にも、高さ30センチメートルほどの馬頭観音があります。このあたりはかつて駒沢練兵場で、その軍事訓練の中でも、もっともつらく苦しかったのが急坂路(ハンロ)訓練でした。これは大砲をつんだ重たい砲車や弾薬車を、6頭ないし8頭の馬に引かせ、急な坂道を上り下りする訓練ですが、危険と隣り合わせで事故が絶えませんでした。特に東山中学校横あたりにある泉水坂は、雨が降るとすぐに水が湧きだすうえに赤土で滑りやすく、砲車が滑って、馬やそばにいた兵隊が大けがをしたり、死んだりすることもあったようです。大正15年(1926)、激しい訓練に倒れた2頭の軍馬を哀れんだ兵隊たちが、お金を出し合いつくったのが東山の馬頭観音です。後に地元の人から風雨よけの小屋が贈られています。 |
データ利用条件 | 教育目的での使用については、権利所有者の許可は必要ありません。 |
コース紹介 | https://jmapps.ne.jp/9093/det.html?data_id=121 |