アフガニスタンの砂漠を行く・日

登録番号010053
材料・技法本画
制作年2007
サイズ171.0×364.0cm
作品解説 シルクロードはユーラシア大陸の東西を結んだ壮大な交易路である。平山郁夫はシルクロードを、西はローマから東は奈良まで、東西を結ぶ歴史と文化の道ととらえた。
 あごひげをたくわえた男性が、白馬にまたがり、キャラバンを先導する。いくえにも砂丘が重なり、砂漠の風紋は刻一刻と姿をかえてゆく。栄華をきわめた都市も、人が築いた壮麗な建築物も、やがては自然に還っていく。平山が憧憬してやまないシルクロードは、国境や民族を越え、さらには時空をも越えた人々の交流の象徴である。

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