提供:京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター

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18_1022

コレクション名石黒宗麿陶片コレクション
技法青磁
資料番号18_1022
年代昭和時代
地域京都府
解説釉薬に微量の鉄分が含まれるため、還元焼成(窯を酸素不足の状態)によって青から緑色に発色する。鉄分が少なくなれば青白磁のような淡い色に発色する。石黒は、宋代の陰刻による青磁を写しているが、その文様は独自のものである。
*陶片の分類方法および解説文は『石黒宗麿のすべて』(読売新聞社・美術館連絡協議会、2015年)、大西政太郎『陶芸の釉薬 理論と調合の実際』(理工学社、1976年)を参照しています。
執筆者京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター員 中村 裕太

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