提供:京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター

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17_979

コレクション名石黒宗麿陶片コレクション
技法伊羅保
資料番号17_979
年代昭和時代
地域京都府
解説古くから高麗茶碗に用いられた釉薬で、肌がいらいらしていることから「伊羅保」と名付けられたとされる。素地に鉄分の多い荒い土を使い、木灰に黄土や来待石を組み合わせることで発色する。石黒の伊羅保の作品は極めて少ない。
*陶片の分類方法および解説文は『石黒宗麿のすべて』(読売新聞社・美術館連絡協議会、2015年)、大西政太郎『陶芸の釉薬 理論と調合の実際』(理工学社、1976年)を参照しています。
執筆者京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター員 中村 裕太

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