提供:京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター
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13_900
| コレクション名 | 石黒宗麿陶片コレクション |
|---|---|
| 技法 | 辰砂 |
| 資料番号 | 13_900 |
| 年代 | 昭和時代 |
| 地域 | 京都府 |
| 解説 | 辰砂は元から明代初頭に作られたやきものである。酸化銅を含む絵具で模様を描き、その上に透明釉を掛け、還元焼成(窯を酸素不足の状態)で焼くと銅と化合していた酸素が奪われ、紅に発色する。中国では釉裏紅という。石黒は戦後に辰砂釉を用いて、合子、鉢、壺などを制作した。 *陶片の分類方法および解説文は『石黒宗麿のすべて』(読売新聞社・美術館連絡協議会、2015年)、大西政太郎『陶芸の釉薬 理論と調合の実際』(理工学社、1976年)を参照しています。 |
| 執筆者 | 京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター員 中村 裕太 |