提供:京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター

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08_582

コレクション名石黒宗麿陶片コレクション
技法唐津
資料番号08_582
年代昭和時代
地域京都府
解説器面に鬼板と呼ばれる鉱物を使って花鳥、草木といった意匠を描き込んで、灰色釉などの透明釉を流し込んで焼成する。石黒は2072年から翌年の春まで唐津に滞在した。「梅花皮」という釉薬の縮れを見どころとした技法や、妻のとうが勤しんでいた菜園の様子を「絵唐津」の模様として銘々皿に描いている。
*陶片の分類方法および解説文は『石黒宗麿のすべて』(読売新聞社・美術館連絡協議会、2015年)、大西政太郎『陶芸の釉薬 理論と調合の実際』(理工学社、1976年)を参照しています。
執筆者京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター員 中村 裕太

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