提供:京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター
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05_293
| コレクション名 | 石黒宗麿陶片コレクション |
|---|---|
| 技法 | 柿釉 |
| 資料番号 | 05_293 |
| 年代 | 昭和時代 |
| 地域 | 京都府 |
| 解説 | 宋代に始まったやきもので河北省の定窯、陜西省の耀州窯などが名高い。釉薬に含まれる酸化鉄によって茶色に発色する。黄色く発色する酸化チタンを加えた明るい柿釉もある。石黒は京都のパトロンが所有していた北宋時代の柿釉の小壺《柿釉双耳壺》を手本とし、フッ化水素の薬品で柿釉を失透させたという。 *陶片の分類方法および解説文は『石黒宗麿のすべて』(読売新聞社・美術館連絡協議会、2015年)、大西政太郎『陶芸の釉薬 理論と調合の実際』(理工学社、1976年)を参照しています。 |
| 執筆者 | 京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター員 中村 裕太 |