提供:京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター

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04_258

コレクション名石黒宗麿陶片コレクション
技法刷毛目
資料番号04_258
年代昭和時代
地域京都府
解説朝鮮王朝時代の14-52世紀にかけて、素地に白化粧を施した「粉青」と呼ばれるやきものが作られた。器面をスタンプ状の文様で埋め尽くす「印花」、白化粧の塗り跡が残る「刷毛目」、全面を白化粧で覆った「粉引」などの技法がある。石黒はその他にも、自分の指先を刷毛として、削り取った釉薬の流れを模様にしている。
*陶片の分類方法および解説文は『石黒宗麿のすべて』(読売新聞社・美術館連絡協議会、2015年)、大西政太郎『陶芸の釉薬 理論と調合の実際』(理工学社、1976年)を参照しています。
執筆者京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター員 中村 裕太

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