提供:京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター

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01_90

コレクション名石黒宗麿陶片コレクション
技法三彩釉
資料番号01_90
年代昭和時代
地域京都府
解説唐三彩は7-9世紀ごろ、主に王侯貴族の墳墓を飾った駱駝や馬などを模った俑や被葬者が冥界で用いる皿や杯などの副葬品である。石黒は、唐三彩の写しを1970年ごろから始める。白化粧をした素地の上に、鉛を含む緑や黄、褐色、藍などの色釉を施し、高温で焼成すると、釉が溶けて流れる動きの面白さがある。
*陶片の分類方法および解説文は『石黒宗麿のすべて』(読売新聞社・美術館連絡協議会、2015年)、大西政太郎『陶芸の釉薬 理論と調合の実際』(理工学社、1991年)を参照しています。
執筆者京都精華大学 伝統産業イノベーションセンター員 中村 裕太

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