田舎を食べる飽和軍団

所蔵番号IS2311a
作品名田舎を食べる飽和軍団
作者岩﨑詩織
主題課題「少子高齢化:悲し過ぎる地域の未来」
解説たくさんの顔を持つ都会という生き物が、蚕がのような田舎の人間を虜にしている。多くは夢とお金を持って喜んで都会に食われるのだが、口の中は実は冷たくあこがれのない世界であることが色合いからわかる。田舎の擬人化した人物は、悲しそうに陶器のように割れてしまっている。背景の田舎も、もう街燈さえつかない状態である。インパクトのある画面から突然のもの悲しさを響かせる作品となった。
寸法W297×H420mm
技法紙 色鉛筆 水彩絵の具 シール

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