100年物の知恵のキノコ

所蔵番号IS2308a
作品名100年物の知恵のキノコ
作者岩﨑詩織
主題課題 「少子高齢化:人生100年時代の到来」
解説竹藪の奥に100歳以上の高齢たちが住む村と仮定していただきたい。岩になってなお生き続ける彼らは、医療機関の不足、買い物の不便さで嘆いているのかもしれない。ここに若い移住者などがくれば状況は一変するであろう。長く培った知恵を今こそ若者たちに与える時が来たのではないかと作者はひそかに感じている。老人のキノコはそこが食べごろなのである。若者の「今の文化」をタレとしてこのキノコを食べると、小さいうちから例えば神社の参拝の仕方や行儀作法が身につくのではないだろうか。そのような出会いのテーマとしてあえてポジティブにこの設問を描いた。
寸法W297×H420mm
展示場所収蔵庫

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