誰かの風景になれるかもしれない-4
所蔵番号 | NY2307b |
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作品名 | 誰かの風景になれるかもしれない-4 |
作者 | 町屋 沾沾 |
主題 | 自由 |
解説 | 抽象化された風景のシリーズ化を試み、前作に続けて顔のない人の風景を描きました。浴衣を着た少女と小さな女の子、その母親らしき人の3人が花火をしています。前作までは、異なる文脈の介入を考えていましたが、そもそも風景化するとはどういうことなのかを考え、今回初めて、背景に色のついた紙を用いることに挑戦しました。「風景が成立すると起源が忘れ去られるから、そういう起源が忘れ去られた風景に囲まれることこそ権力の空間である。だから私は自分の被害を風景化してはいけない、火を見続けている」そんなことを言った友人がいました。私は友人に、その生々しい火を焼かれる思いで見続けてほしくない。どうか、心穏やかに眺められる風景になっていけばと。 |
寸法 | A3:W297×H420×D0.5mm |
展示場所 | 収蔵庫 |
制作年代 | 2023年7月 |