自分の鼻を愛でる天狗

所蔵番号MT2306b
作品名自分の鼻を愛でる天狗
作者溝上強
主題自由
解説ナルシストな天狗のお話・昔、山奥の洞窟に天狗が梟と住んでいた。暗くなると洞窟から出てきて、月の光で鏡に映った自分の姿を見ては、うっとりとしていた。ふと鏡を動かすと、そこには、満月が煌々と輝いていた。我に返った天狗は、「満月の美しさには、到底かなわない」と言って、舌を出して恥ずかしがっている様子を描いた。満月は描いていないが、美しい満月を想像できる。作者の遊びごころを感じる絵である。
寸法A3:W297×H420
展示場所収蔵庫
制作年代2023年6月

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