誰かの風景になれるかもしれない-1

所蔵番号NY2304b
作品名誰かの風景になれるかもしれない-1
作者町屋 沾沾
主題自由
解説抽象化された風景を描きました。夏の窓辺に6人の子どもたちが座っています。そして風景を侵食するようにグラデーションがかかっています。私は、障害者であり、被害者であり、貧乏人かもしれませんが、私は誰かの大切な人であり、5体満足であり、「創造価値※」を持っている人であるともいえます。このようにある風景は、人は、一義的ではなく、常に異なる文脈が流れ込み、そこに存在しています。抽象化によって私の記憶も、誰かの存在を肯定する一つの風景になれるかもしれないと思っています。※ヴィクトール・フランクルの言葉。人間が行動したり何かを作ったりすることで実現される価値のこと。
寸法A3:W420×H297×D0.5mm
展示場所収蔵庫
制作年代2023年4月

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