毒藻が咲く

所蔵番号YF2305a
作品名毒藻が咲く
作者湯下冨美子
主題課題「環境問題:いま地球の水が危ない」
解説本作のテーマは『環境問題・いま地球の水が危ない』である。近年、世界の各所で水面が緑に染まったかのような淡水の湖が見られる。その原因はリンや窒素を豊富に含む生活排水等が湖に流れ込んだ結果、緑の藻が大発生したためである。緑の藻はカビや悪臭を発するだけではなく、毒を作り出し、湖の水質や生態系を汚染している。作者はそれらを踏まえ、緑の藻が覆う湖面を描いた。青や紫、赤の点々は藻が作り出す毒を表し、危険を訴えている。
寸法A3:W420×H297mm
展示場所収蔵庫
制作年代2023年5月

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