繭より現世へ

所蔵番号IS2212b
作品名繭より現世へ
作者岩﨑詩織
主題自由
解説人は自分の世界から自身の内面的表現を、外界に出す時、恐しく勇気を使うものである。しかし、自身の感情が認められないのなら感情ではないと思ってしまうことはとても悲しいことである。この作品は創作する全ての人間に当てはまるのではないだろうか。自身の繭の中で作り上げた作品が、外へ出た時、ある人には宝石に見えたり、またある人には石や砂利のように見える物である。青色の繭は静けさを讃えながらも、どこか自信を持っているように伺える。そのような強さを沢山の人に見て欲しいと言う願望のある作品である。
寸法A3:W297× H420mm
技法紙 色鉛筆 水彩絵の具

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