おめぇ なにしに生きでるば

所蔵番号TR2301b
作品名おめぇ なにしに生きでるば
作者田中里佳
主題自由
解説「おめぇ なにしに生きでるば」と書かれた本作は太宰治の「魚服記」の一節を引用し制作された作品である。言葉も線質も真っ直ぐで飾り気のない朴訥とした作品だ。起筆が力強く紙に打ち付けて書いたとわかり、終筆は自然にそのままに終わる。その書き方こそが朴訥へと繋がる。木簡残紙の資料などを参考に制作したとうかがえる。作中で主人公のスワが父親に言い放ったこの台詞は重要な言葉であり、また生きていく全ての人間に向けられた言葉のようだ。
寸法330×240 mm
技法紙 墨液 筆

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