輪廻応報

所蔵番号TR2206a
作品名輪廻応報
作者田中里佳
主題課題「ごみと環境問題:ゴミの行方」
解説本作は「ごみの行方」をテーマに制作された作品である。草書で「輪廻応報」と書かれたこの作品の意味は輪廻を繰り返す中で自身に対する報いを受ける事という意味であり、ごみの行方を定かとしないこの状態が何時かは我が身に返ってくるという思いでつけたと考察できる。余白の取り方など構成に配慮されたこの作品は柔らかい線質の中に強さを感じる。これは剛毛筆を使用しているからであり、毛の弾力に負けない線の書きぶりがこの作者の魅力であり技術だ。
寸法縦70cm×横 85.5cm
展示場所収蔵庫
制作年代2022年6月

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